■The What-For To A Bad Boy-02-■



 薄暗いケイブの、さらに奥。
「え〜っと・・・本当にするの?」
 少し広めの医療ベッドの上に押し倒されたナイトウィングが、不安げな表情で自分の上にのしかかり、楽しそうにしているロビンに声をかけた。
「もちろん。ディックには反省してもらいたいからね」
 ロビンはそれににっこりと可愛らしい笑みで返すと。
「え!?ちょっ!!」
 素早くナイトウィングの手は頭上で一まとめにし、ベッド上部に固定して。足も両足首にロープをかけ、ベッドの脚にそれを片方ずつ縛り付けた。
 ロビンはその作業を終えると、ナイトウィングの頬を優しく撫でて。
「大丈夫、痛い思いはさせないから。けどこれは"お仕置き"だからね」
その言葉と笑みに、いまさらながらに怖気づいたナイトウィングは慌てて。
「し、心配かけてごめん!もうあんな無茶しないから!だかっ!うあっ!?」
 謝りながら、縄抜けを試みようとしたが。自身をやんわりと握られ、思わず声を上げる。
「だぁ〜め、僕は怒ってるんだよ?そう簡単には許してあげないから。覚悟してね?」
 やわやわと自身をもみしだかれ、ナイトウィングはギュッと目を瞑り、唇を噛んで体を震わせた。
「どうしたの?すごく震えてるね・・・」
 それに気づいたロビンが優しく囁きかける。
「怖いの?じゃあ、見えないように眼隠し、してあげるよ」
「!?」
 笑顔のまま、ロビンはナイトウィングに黒い布で目隠しをし。
「ほら、これでもう怖くない」
「んぁっ」
 何も見えない状態にされ、筋肉のラインをなぞるように指先で撫でられ。
 ナイトウィングはビクビクと体を震わせた。
「やぁっ・・・ね、ねぇ・・・ブルース・・・ブルースは、いるの・・・?」
 目隠しをされる前から、バットマンの姿が確認できていなかったナイトウィングは、まるで迷子になった子供のように怯えた声で尋ねると。
「さぁ?どうだろうね」
 ロビンはくすくすと笑って、ナイトウィングの頬を撫で、そこから指を滑らせ胸へと移動しコスチュームの黒と青の境目を指先でなぞり。
 ナイトウィングからは死角になる場所で、一部始終を見ていたバットマンに目配せをした。
「ひゃっ!?」
「誰が、どこを触ってるかわかる?」
 急に、意図しない方向から伸びてきた手に触れられ。ナイトウィングは情けない声を上げる。
「ブルースかもしれないし、僕かもしれない。もしかしたらそのどちらも違うかもね?」
「えっ!?やっ!違うって、なっ!ひっ!!」
 見ることはできないし、縛り付けられていて自由に動くこともできないが。体を起こそうとしたとたん胸の突起をコスチューム越しにきゅっと摘ままれ悲鳴を上げた。 
「動いちゃだめだよ〜?」
 バットマンに胸を弄られて体をびくびくと震わせているナイトウィングに、ロビンはそう言ってバッタランを取り出すと。
 ぐいっとナイトウィングのコスチュームを引っ張り。
「な、何してるっ、あっ!!」
 何も見えない状況で、耳に届いた布を切り裂く音と。ケイブの冷気を素肌で感じ。
「ちょ、ティムっ!?」
「コスチューム着たままじゃないもできないからね〜」
 楽しそうな声色に、露わにされた肌を何か濡れたものが這う感覚に、ナイトウィングは唇を噛んだ。
 体を這い回る濡れたもの、ロビンの小さな舌。それがバッタランで切り裂かれ、露になった胸の小さな突起を弾くように嘗め回す。 
 目で状況を確認できない分、感覚が鋭くなり。その刺激だけでナイトウィングの呼吸は荒くなり始めた。
「ひゃうっ!?あっ!やぁっ!!」
 片方からの刺激に意識を集中していた所為で、もう片方に不意に与えられた刺激に、思わず悲鳴を上げる。
 ロビンのものとは明らかに大きさの違うバットマンの舌。それが、胸の突起を舐めたり甘く噛んだりするたび。うっすらと生え始めた髭が胸をくすぐり、また新たな感覚を呼び起こす。
 胸のを両方同時に攻められて、ナイトウィングは身を捩るが。両側から押さえつけられてそれもままならない。
「や・・・やだ・・・」
 頭上で縛られた良の拳をぎゅっと握り、力なく首を振る。
「そう言うわりには・・・ずいぶん、おおきくなってるね」
「ああっ!!」
 ビクビクと小さく震えるナイトウィングの体をなぞる様に、指をすべらせていたロビンの掌が彼の一番大事な場所を少し強めに握りこんだ所為で。彼の体はまるで電気を流されたかのように大きく跳ねた。
「痛い思いはさせないよ」
 ロビンはナイトウィングのソコを握り、ゆっくりと手を上下させて扱きながら微笑み。
「けどまぁ・・・これはこれで辛いかもしれないけどね」
 そう言って、先端から蜜があふれ出すナイトウィング自身に何度かキスを落とした後。躊躇する事もなくその場所を口に含んだ。



「も・・・や・・・も。む、り・・・」
 医療用のベッドに寝かされ、両手足を縛り付けられてから、どれほどの時間がたったのか。そんな事もわからないほど、ナイトウィングはバットマンとロビン、2人に上半身と下半身を交互に翻弄され、何度も果てた。
 それでも、二人は行為を止めず今も・・・。
「まだ、いけるだろう?」
「ひぃっ!!」
 今まで何度も吐き出した自分のモノか、それともバットマンやロビンが自分を舐めた時に滴り落ちた唾液か。おそらくその両方で、ぐずぐずに濡れたその場所に、いきなり指を突き入れられて悲鳴を上げる。
 今まで散々胸や自身は弄られていたが、その場所に触れられるのは初めてで。
「ほら、また固くなってきたぞ?お前は本当に、イヤラシイ体をしている・・・」
 耳元で囁き、頭を撫でてきているのはバットマンだ。そして、その声に連動して胎内をかき回す細い指はロビンの物。
「も、許しって・・・おね、がっ・・・!!」
 何度もイかされて、もう出るものなんて無いと思っていたのに。後ろを弄られ、また違う方向からの刺激に体が反応してしまう。
 ロビンの指だけでは足りない。もっと、太く、固く、熱いもので掻き回して欲しい。
「うっ、あっ!」
 そう思い始めた頃を見計らったかのように、ロビンはナイトウィングの胎内からゆっくりと指を引き抜き。
「しょうがないな。もう、許してあげるよ」
 彼の手足を拘束していたロープと、目を覆っていた黒い布を外した。
「辛かった?もう、あんな無茶しないでね?」
「私もロビンも、お前が大事なんだ。わかってくれるな?」
 そして、優しく微笑みそう言って、ロビンはナイトウィングの額に可愛らしくキスをして。バットマンは髪を梳く様にナイトウィングの頭を撫でた。
「疲れただろう?今はゆっくり休め」
 そのまま2人は、ナイトウィングを休ませるために新しいシーツを取ってくる、とその場を離れようとした。
 だが、散々煽られた状態でいきなり行為を止められたナイトウィングはたまらず。
「あっ・・・」
 離れようとする二人のケープをぎゅっと掴みすがるような視線をむける。
「どうした?」
 ケープをつかまれ、振り返ったバットマンの口元が笑みに歪む。
 ロビンも同様。
 2人は初めから、このまま終わるつもりなどなかった。"お仕置き"は、まだ終わっていないのだ。
 その思惑に気付いたナイトウィングは、それでも体の疼きを何とかして欲しくて。自分から、その罠に飛び込んだ。
「いかないで・・・お願い・・・」
 頬を朱に染め、潤んだ瞳で見上げられ、そんなかわいい事を言われて。
 正直に言えば・・・今すぐ抱き締めて、そのぽってりとした唇を貪って、ナイトウィングが望むままに・・・むしろ自分の思う様に貫き、猥らな囀りをあげさせたかった。
 ちなみにそんな事を考えているのは、ケープをつかまれたどちらか片方ではなく。バットマンとロビンの両方だ。
 2人はそんな欲望をぐっと堪え、優しい笑みを浮かべたまま。
「どうしたの?今はゆっくり休みたいでしょう?」
 ロビンはそっと手を伸ばし、まるで壊れ物でも扱うような繊細な動きでナイトウィングの頬を撫でる。そんな些細な刺激にさえ彼は体を震わせ、甘い切ない息を吐いた。
「酷いよ・・・わかってるくせに・・・ねぇ、お願いだから・・・」
 ナイトウィングは目の前にいるロビンを抱き寄せ、耳元で囁くようにねだる。ロビンはそれに、ゾクゾクと背を震わせるが・・・平静を装い、ナイトウィングの背にツゥと指をすべらせ。
「お願いだから・・・なに?ちゃんと言ってくれなきゃ、わからないよ?」
 まるで羽根で撫でるように柔らかな刺激を与えられ、ナイトウィングビクビクと体を震わせ小さな声を漏らす。
「教えて?どうして欲しいの?」
 ロビンに抱きついたまま、ぎゅっと目を瞑って甘い声を上げるナイトウィングに、今度はロビンが甘い声でささやき、そっと体を離す。
「あっ・・・」
 人のぬくもりが離れてしまった事に、残念そうな声を上げたナイトウィングは、自分の前に立つ2人を交互に見遣ると。
「・・・っ」
 並んで立っていた2人は、隣から、ゴクリと喉を鳴らす音が聞こえたような気がした。
 ナイトウィングは二人に背を向け、ベッドに上体を預けて尻を高くあげ。
「お願い・・・ここに、ブルースと、ティムの・・・2人の、入れて?」
 顔を真っ赤にしながら、潤んだ瞳を肩越しに向け。コスチュームに覆われたままではあるが、自分でその場所を広げるように尻を掴んでのおねだりに、2人は顔を見合わせ、ニヤリと笑い。
「よくできました。じゃあ、まず慣らさないとね」
 と、バットマンはナイトウィングの頭の方へ。ロビンは足の方へとそれぞれベッドを挟む形に移動した。
 すると、待ってましたといわんばかりにナイトウィングは目の前のバットマンの股間のふくらみに、コスチューム越しにキスをして。
「舐めても・・・いい?」
 上目遣いのおねだりに、バットマンは更に自身に熱が集まるのを感じた。
「ああ・・・しっかり舐めなさい。痛い思いはしたくないだろう?」
 優しく頭を撫でられ、ナイトウィングは微笑むと。バットマンのすでに雄雄しく猛ったモノをコスチュームから取り出し。大きく口を開いて口内へと招き入れた。
 卑猥な音を立てながら、バットマンのその場所を懸命に奉仕するナイトウィングの姿を暫く見つめていたロビンは、再びバッタランを取り出し。
「ほんと、ディックはブルースのをおいしそうにしゃぶるよねぇ」
 そう言いながら、ゆらゆらと揺れている形の良い尻を撫で。
「あっ!?ティムっ?」
 後ろからコスチュームを引っ張られる感覚に驚いて、ナイトウィングはバットマンから唇を離して後ろを向くと。
「このままだったら何もできないでしょ?」
 と、無邪気な笑みを浮かべたロビンはナイトウィング自身がぎりぎり出るくらいまでしか裂かれていなっかったコスチュームを、更に引き裂いた。
「あんまり触ってないのに、もうぐしょぐしょでモノ欲しそうにヒクヒクしてるね」
 先ほど自分がしたように尻をつかまれ、広げられて。息がかかるほど近くでそんな恥ずかしい事を言われ。思わずナイトウィングは腰を引いて逃げようとした。
「や・・・あ、んぐっ」
 だが、すぐに正面に向き直されて、喉の奥までを突くようにバットマンの太いモノを差し込まれる。
 バットマンは立ったままで、ナイトウィングはベッドの上で四つんばいになってその行為をしていたため、必然的に頭を下げて、腰が上がる体勢になり。
「んんっ!んぅっ!!」
 ちょうど良い高さに上がった秘部に、ロビンの小さな舌が差し込まれ、嘗め回される。
 その刺激から逃げようとしているのか、それとも、もっとして欲しいのか。唇を塞がれたナイトウィングは、声を出す事も出来ず呻きながら腰を猥らに揺らしていた。
 ロビンは暫くの間、解すため。という名目で、舌でその場所の締め付けを楽しんでいたが。じゅるっ、と音を立ててソコから唇を離し。
「んっ・・・そろそろ、良いんじゃないかな?」
 自分の唇をぺろりと舐めてバットマンに目配せをした。
「っ、・・・ふ・・・ディック」
 それに、バットマンは小さく頷きゆっくりと体をベッドから離し、ナイトウィングの頬を撫でた。
「んぁっ・・・」
 口の中からずるりと抜け落ちるソレを無意識に追いかけようとしていたナイトウィングだったが、名前を呼ばれ、頬を撫でられ、潤んだ瞳でバットマンを見上げる。
「尻をこちらに向けなさい。お前が欲しがっているモノをあげよう」



「うあっ!あっ!!いっ、ひっ!!」
 ベッドの上で後ろから、獣のスタイルで突き上げられ。ナイトウィングはシーツをぎゅっと握り締め、悶えた。
「ああ、ディック・・・」
 開きっぱなしの唇から涎を垂れ流し、突かれるたびに幸せそうな悲鳴を上げるナイトウィングの顔に何度もキスをしながら。ロビンは感嘆の溜息を漏らす。
「凄く、可愛いよ」
 口の端から零れ落ちる唾液を顎からべろりと舐め上げれば、バットマンの匂いがして・・・ロビンは更に興奮し。
「んっ、あっ・・・ハッ・・・」
 二人の結合部がよく見えるよう、ベッドの上に移動して、自分自身を取り出し・・・ゆっくりと、2人に見せ付けるように扱き始めた。
「ふっ・・・自分で、するだけでっ・・・良いのか?」
 そんなロビンの行動に驚いて動きを止めていたバットマンだったが、すぐにニヤリと笑って尋ねると。
「んっ・・・いま、はっ、見ていたい・・・んだ。2人っ、が。繋がってる、とこ・・・」
 切なげに、眉間に皺を寄せて。ロビンは実年齢よりもずっと大人びて、妖艶な笑みを浮かべて答えた。
 それを聞いて、バットマンは。
「そうか、なら・・・」
「ひっ!?ああああっ!!!」
 ナイトウィングと繋がったまま、ベッドの上にロビンと向き合う形で座り。
「これで、どうだ?」
「やっ!やっ、だっ・・・あっ!」
 後ろからナイトウィングを抱え。彼の太股の下に手を入れてその体を支え、ゆっくりと抽挿をはじめた。
「うわっ・・・すごい・・・」
「やだっ・・・やっ、あっ・・・見ないっ、で・・・ティムぅ・・・」
 そう言いながらも、ナイトウィングの手はその場所を隠そうとせず・・・頭の横から後ろのバットマンのケープを掴むように回され。突き上げられる度に腰をくねらせ、まるで見せ付けているようだった。
「すごいね、ディック・・・女の子みたいにぐしょぐしょに濡らして、ブルースの太いの咥え込んで」
「ひぁっ、あっ!そっ、んなっ!あっ!!いわ、ないでぇっ・・・」
 そんな姿を見せ付けられ。ロビンは結合部に顔を近づけ、興奮に掠れた声で更にナイトウィングを煽る様な事を言い。バットマンはそんな事を言われ恥じらいながらも感じて、その場所を締め付けてくるナイトウィングを更に激しく突き上げた。
「だっ、めっ!ダメッ!!ブルースっ!も、イクッ!いっちゃっ・・・・!!!」
 ゴリゴリと、胎内を擦り上げられ。もう出るものなんて無いはずなのに、ナイトウィングは喉を反らせ、体を痙攣させて達していた。その事により自身をキツク締め上げられ、バットマンもナイトウィングの胎内へ大量の欲望を吐き出し。そのまま軽く腰を揺らすと、ぐちゅっと音を立ててそれが溢れ出した。
 ロビンもまた、ナイトウィングの上げた甘い悲鳴に引っ張られるように可愛らしい悲鳴を上げて達し。目の前にいたナイトウィングの顔や胸を白く汚した。
「ディック・・・すごいキレイ・・・」
 バットマンと繋がったまま、彼に体を預け。顔や胸を自分が出したモノで白く汚して小さく痙攣しながら放心しているナイトウィングの姿はなんとも扇情的で。
 ロビンは熱いため息をつき、呟く。
 そんなナイトウィングの姿を見ていると、触ってもいないのに、自身に再び熱が集まるのを感じ。
 困ったようにバットマンの方を見ると、彼もそれに気付いたのか、ニヤリと笑って。
「"ロビン"、こっちへ」
 少し体を後ろへ倒し結合部を更に見えるようにして、ロビンを呼ぶ。
「ん・・・あっ・・・んむ・・・」
 そして、ロビンが出したものを指でナイトウィングの体に塗り広げるようにしてから、その指を咥えさせ。
「入りたいんだろう?おいで・・・」
 もう片方の手で・・・もう、誰の体液で濡れているのかわからないほどドロドロになった、いまだ、バットマンが納まったままのその場所を、更に広げた。
 ロビンは言われるまま、ふらふらと、まるで夢遊病患者のように2人に近づき。
「ああ・・・ナイトウィング、バットマン・・・」
「んぅっ!?んーーーっ!!」
 ナイトウィングに抱きついて2人が繋がっているその場所に、自身を数度擦りつけ。
「僕も、混ぜて・・・」
 と、切なげな表情で、怯えて首を横に振るナイトウィングを見上げ、ゆっくりと・・・もう、すでにバットマンでいっぱいに広がったその場所へ、自身を埋め込んでいった。
 流石にナイトウィングも少々抵抗を見せるが。2人がかりで前後から押さえつけられている上に、すでに太い杭で串刺しにされた状況で、逃げられるわけもなく。
「あっ・・・あ・・・スゴイ、きつい、ね・・・」
 ロビンの肩に爪を立て、口の中に入れられたバットマンの指に歯を立てて。ナイトウィングは体をがくがくと震わせる。
「だ、め・・・バットマ。も、いっちゃいそ・・・」
 きゅうきゅうと締め付けられる感覚に、自身と擦れ合うもう一つの熱い塊。さらに、すがるように自分にぎゅっと抱きついてくるナイトウィングの体温や、彼の匂いに・・・ロビンは腰を揺らす事も無く、そのまま再び達してしまいそうになっていた。
「さっきイッたばかりだろう?もう少し、我慢しないか」
 ナイトウィングにぎゅっとしがみ付いたまま、小さく体を震わせるロビンの頭を優しく撫でて。バットマンは小さく笑い。
「ナイトウィング。まだ、辛いか?」
 目の前で、ロビンに抱きつき体を震わせているナイトウィングの耳の裏をべろりと舐めあげ、耳朶を甘く噛んだ。
「んっ!!」
「うぁっ!!」
 その刺激で、ナイトウィングは二人が納まっているその場所をキュッと締め上げ、ロビンが悲鳴を上げる。
「・・・あ・・・だいじょ・・・う、ごい・・・て・・・」
 そんなロビンの声を聞き。きつく閉じていた瞳をゆっくり開けたナイトウィングは、自分に抱きついて体を震わせる駒鳥の様子を見て少し余裕が出てきたのか。ロビンの頭を優しく撫でながら、甘い声を上げ艶かしく腰を揺らした。
 バットマンはナイトウィングの顎に手を添え、後ろを向かせると。舌を伸ばして彼の唇をべろりと舐め。
「んあっ!!あっ!!」
「うわっ!ひっ!!」
 ゆっくりと腰を引けば、腕の中の2人は互いにきつく抱き合いながら悲鳴をあげ。
「だっめ!だめっ!!バットマン!!イクッ!いっちゃうっ・・・!!」
「ああっ!!」
 ロビンがそう叫んだかと思うと、彼は目の前のナイトウィングの胸の突起を口に含み、少し強めに噛み締めた。
 その瞬間、ナイトウィングにまるで絞り上げられるように締め付けられ。
「ーーーーーー!!!!」
「あぅっ・・・あっ・・・あっ・・・」
「くっ・・・う・・・」
 ロビンはナイトウィングの胎内で達し、そのまま、気を失った。
 腕の中でぐったりとしてしまったロビンに、ナイトウィングは一瞬焦ったが。マスクを外してやると、その表情がとても満たされている上に、規則正しい呼吸を繰り返している事に気付き、ほっと胸をなでおろした。
 だが。
「んっ!?あっ!ブルー、スっ!?」
 眠ってしまったロビン・・・ティムの額にキスをして寝かせてやらなければ、と思っていた所。まだ達しておらず、硬度を保ったまま中に納まっていたバットマンが腰を揺らし始めた。
「んぁっ!」
 その拍子に、すでに硬さは失っていたが中に納まったままだったティムのモノが抜け落ち、ナイトウィングは身悶える。
「私はまだイっていないんだが?」
 小刻みに腰を突き上げながら、バットマンが耳元で囁く。それに、ナイトウィングはぶるりと体を震わせて。
「だ・・・ダメっ、だよ・・・ティムが、起きちゃ・・・んっ」
 優しく背中を押され、ティムをベッドに横たえると同時に、その上に覆いかぶさるような体勢をとらされ。
「んっ!!くっ、んっ・・・!」
 再び背後から、今度は酷くゆっくりと突き上げられる。
「ほら、しっかりと体を支えていないと。ティムを潰してしまうぞ?」
 小さく笑いながら腰を揺らすバットマンのモノが胎内を擦るたび、ナイトウィングは上げそうになる声を押さえ、ティムの上に崩れ落ちそうになる体を必死で支えた。
 それでも、やはり散々嬲られた体ではそれもままならず。
「んっ!っ、はっ・・・だ、めっ・・・も、だめっ・・・」
 ティムのまだ発達途中の胸に崩れ落ち、顔を擦りつけた。
「・・・ディック・・・」
 すると、意識を戻したティムがそっと胸の上にある彼の頭を抱きしめ。
「さっきの、すごい良かった・・・もっかいやって、いいよね?」
 ナイトウィングが返事をする前に、ティムは体をずらしてその唇を己の唇で塞ぎ自身とナイトウィングのモノが擦れる様に腰を揺らした。

 お仕置きは、まだまだ続くらしい。



END

                                 2009/08/22




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